「最初の子」から二十年以上もの時を過ごされている。
それは出合いから別れまでをずっと重ねられているということである。
帯にもあるが、
「犬を飼うってことは、早死にしてしまう子どもを育てているようなものだよね。」とプーさんが言う。
家族の時間を過ごし、多くの思い出を胸に哀しみを乗り越えていく。
共感できるこんな気持ちが随所にある。
犬の種類によって気性が違うけれど、
同じ種類でも性格が違うから
それぞれに独特の表情をもつから
個々との関わりがとても面白い。
そして、それが何とも愛らしい。
私もかつて過ごしたコリー達との日々を思い出しながら一気読みである。
ところでレトリバー(一概にして申し訳ないが)について、
共に暮らす周囲の知人たちは一様に、
彼らを心から寄り添う存在だと話している。
そんな日常をこの本からも読み取っては
「犬に笑い、犬に泣き。」を共感した。
そうだ。
実家の犬に会いに行って来よう。
右はカイくん、ご本人である。
子犬のカイがやって来て 著者名:清野恵里子(著)
スソアキコ(画)
出版社:幻冬舎
出版年:2006.07
ISBN :4344011961
